2024年10月~!社会保険の適応範囲が広がります!
こんにちは。
株式会社AXISです。
既にご存知の方もいるかと思いますが、2020年10月に拡大された社会保険の適用の範囲が2024年10月より更に広がります!
パート就業の方は社会保険の適用範囲内・範囲外と仕事を探される中で検討基準の一つとなっている方もいるのではないでしょうか?
今回は変更後の適用の範囲と社会保険加入のメリット・デメリットについてお伝えいたします。
まず社会保険の加入に適用される方は、原則として≪1週間の所定労働時間及び1ヵ月の所定労働日数が通常の労働者の4分の3以上の労働者であること≫とされておりますが、下記においての例外がございます。
その例外の基準となる企業の従業員数が今回の変更点となります。
☆社会保険適応基準の例外の範囲☆
70歳未満の社会保険の被保険者数が50名を超える企業で従事する労働者であり、かつ、下記の4点に全て当てはまる方であれば、原則を満たさない場合でも社会保険に加入ができます。
①1週間の所定労働時間が20時間以上であること
②継続して2か月を超えて使用されることが見込まれること
③報酬額が月88,000円以上であること
④学生でないこと(下記は対象)
・卒業見込証明書を有する方で、卒業前に就職し、卒業後も引き続き同じ事業所に勤務する予定の方)
・休学中の方
・大学の夜間学部および高等学校の夜間等の定時制の課程の方等
また、50名未満の企業においても労使合意があれば、上記同様に4点の基準を満たす場合に社会保険の適応対象となります。
2020年に501名以上から101名以上に変更された例外の基準となる企業の従業員数が今年10月に更に範囲を広げ51名以上となります。社会保険の加入対象者が増えていきますが、そもそも社会保険の加入のメリット・デメリットはどういった点になるのかをお伝えいたします。
【社会保険の加入メリット】
①≪病気やけが≫≪出産≫により会社を休んだ場合にも収入が保障されること。
②≪基礎年金≫に加えて≪厚生年金≫が受け取れること。
健康保険・厚生年金保険に加入をすることで上記のようなメリットがあり、働けなくなった場合などに備えた保障が手厚くなる点が、大きなメリットとなります。
【社会保険の加入デメリット】
①社会保険料がかかるので、給与の手取額が減少すること。
手取りの収入が減ることによって生活に影響を伴う場合は此方がデメリットとなります。その場合は、就業先と相談し、適応の範囲に該当しないよう契約内容を見直しましょう。
以上でございます。
社会保険については生活環境等で希望が異なるかと思われます。
どのように働きたいのか、迷った際には是非私たちコンサルタントにもご相談いただければと思います。