【其の弐】薬剤師の求人情報や雇用について
調剤薬局の求人、雇用
- お仕事を探してるワタシとしては、気になるのはやっぱり、求人とか給与についてなんだけど……
- 調剤薬局は、一般的な求人数の約65%を占めてマス。
イロイロ選べると思いマスヨ。特に雇用形態を選ばない場合等、地方の派遣求人でビックリするくらいの時給を貰えるトコロもアリマスヨ。 - えー!!派遣も考えちゃうかも!!
- ん?ソウ?デスネ……。気になる年収デスガ、企業間格差がはっきりしているノデ、どの調剤薬局を選ぶかが重要にナリマス。
タダシ、長くお仕事をしようとする場合、目先の金額だけではなく、会社の規定がシッカリ整っているかを事前にキチンと確認してクダサイネ。
病院・診療所等医療機関でのお仕事に転職するとなるとどうなの?
- ソレデハ、病院・診療所等医療機関でのお仕事についても解説シマショウ。
- おねがいします。病院とかで働く場合って、薬剤師はどんなことをするの?
- 「病院」は、急性期・回復期・慢性期・精神科専門・緩和ケア専門・整形外科等各種診療科専門と、多岐にわたる分野がアリマス。
ソレト、医薬分業を実施している病院では、入院患者への定期処方が中心となり外来通院患者への処方は稀少デスネ。
逆に外来も院内処方している場合、外来の混雑日等は、息も尽かせぬというほどの激務に襲われることもアリマス……。また正社員として病院薬剤師に転職した場合は専門薬剤師としてキャリアアップを積むこともできマス。派遣薬剤師の場合は調剤や院内業務がメインとなりマスが、24時間、患者屋さんのいる病院の仕事はやることが様々デス。 - 調剤薬局に比べて、大変そうなイメージね……
休憩はカフェでゆっくりキャラメルマキアート、とはいかないのかな……それはちょっとイヤかも……。 - ナオリン、仕事デスカラネ!? ……マア、ナオリンには関係ないかもしれマセンガ、医療機関勤務の魅力は、なんといっても臨床経験デス。
学会で発表する機会も増えマスし、薬剤師としての能力向上を目論むには、もってこいの職場といえるデショウ!
特に癌の化学療法などは、限られた医療機関でしか経験できマセンヨ。「がん専門薬剤師」という資格をとるとエキスパート薬剤師として職務も立場もグンッとあがりマスよ。 - ワタシだって、もっと薬剤師としての能力を高めたいとは思ってるに決まってるじゃない!
- ナラ、いいんデスケド…… 慢性期と急性期で同じ病院でも働き方が異なってくるのでしっかり確認シテクダサイネ。
ままた漢方薬に興味があるトカ、専門性のある内容を学びたい場合には、こだわりを強く持った医師がいるかを確認してから転職先を探すのがおすすめデスヨ。
派遣やパートでも学べることは多いと思いマス。
医療機関の求人・雇用環境
- 医療機関の求人・雇用環境で、気になる求人情報は??
- 病院は医療法上の配置基準があるノデ、求人ニーズはあるといえマスが、一般的な求人数の約4%程度と少ないので、病院勤務希望の場合は、素早い対応が必要とイエマス。
- 実際働くとしたら、どういう感じかしら?
- 就労条件はマチマチ、デスネ。
薬剤師不足は、中小の民間病院が絶えず抱える課題デス。ナノデ、ヒトデ不足な民間病院ほど就労条件はよいかもしれマセン。
逆に公的病院は人事規定に忠実な分、中位安定といえそうデス。
ドラッグストアでのお仕事
- 病院薬剤師が狭き門なのは何となくわかったわ、ドラッグストアに転職したらどうなるの?調剤薬局に含まれるってこと??
- イエ、これから解説シマスヨ。少々お待ちクダサイ。
「登録販売士制度」の導入や、一般医薬品のネット販売解禁以降、幾分求人は減少傾向にアリマス。
デモ、指定医薬品の販売は薬剤師の体面販売に限定されるノデ、薬剤師の求人意欲は強いデスネ。 - なるほどね~。ドラッグストアは身近だし、職場の選択肢も多そうだから、興味はあるんだけど……
- マズ、特徴を説明シマスネ。
ドラッグストアで取り扱う医薬品は、品目の幅が広いデス。テレビCMでよく目にするカゼ薬等は、医療機関や調剤薬局で扱いマセンノデ。
効能や禁忌情報等、扱った経験を持つ薬剤師でなければ知られていない知識を学べる、ということが特長でゴザイマス。 - 頭痛とか吐き気とかの症状であれば、病院よりもドラッグストアに行くほうが手軽だもんね。
- デスカラ、臨床経験を得る機会はほとんどアリマセン。
逆に、無保険者等のかかりつけとして「頼りにされる街の薬剤師」という位置づけになり、直接感謝の意思を示してもらえることがアリマス。
医薬品以外のレジを打つ業務に入ることもあり、物価動向を日常的に知ることもできるので、暮らしに役立つかもしれマセンヨ。 - 帰りにティッシュとかシャンプーを買って帰れたり、便利な職場かもしれないわね!
ドラッグストアの求人・雇用環境
- ドラッグストアの求人は、一般的な求人数の約30%デス。
年収の高さと、企業規模が大きいところが多く福利厚生面なども幅広く期待できるノデ、充実した雇用形態といえるデショウ。派遣やパートの就労体系も色々選べるのは魅力の1つだと思いマス。
タダシ、企業や店舗によって就労条件等に幅がありますので、求人情報は細かくチェックしておきマショウネ。 - どの職場も、それぞれに魅力があるのね~。
- ご自身の大事にしたいポイントが、給与なのか、休日なのか、勤務時間なのかナド、あらゆる面から比較スレバ、ピッタリの転職先が見つかるハズデス。
ナオリンも、今日からシッカリ考えてクダサイ! - アクシスったら、厳しいんだから!