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リフィル処方箋導入について

2022年度の診療報酬の改定の影響により、今後300店舗以上のチェーン薬局は徐々に影響がでていくことが予想されており、薬局の経営もますます厳しくなっております。

今回の診療報酬改定の中で「リフィル処方箋導入」というものがございます。

これは薬局としての努力はもちろん薬剤師一人一人の努力が今後に繋がっていくものだと考えられます。

リフィル処方箋とは一定期間内に繰り返し使用できる処方箋で、患者はその期間内であれば、症状に変化がない場合、医師の再診を受けずに薬局で薬を受け取れるものになります。

これにより患者は時間的にも経済的にも負担が少なるメリットや残薬問題の改善にも繋がります。

また、診察にかからないことで、大幅な医療費抑制に繋がると言われております。

これからは、病院門前の薬局に患者が集中していたものが、より自宅周辺の薬局に患者が流れていく可能性があるかもしれません。

ただ、利便性が上がる分、有害事象が起こる可能性もある為、医師に代わり薬剤師が症状の変化や経過観察なども行う必要があり、薬学的技量がこれまで以上に求められてくると考えられます。

かかりつけ薬剤師が始まって、6年程経ちますが、今後薬剤師が求められることはより多くなっていくと思われます。

リフィル処方箋の場合、基本的に途中で薬局は変えられません。そのため、最初に患者様から「選ばれる薬局」、「選ばれる薬剤師」になる必要性がこれまで以上に求められるかもしれません。

選ばれる薬剤師になることは、今後のご自身の安定かつ長期的な就業にも繋がるのではないでしょうか。

今一度、皆様がこれからの働き方を考えていただくきっかけになり、薬剤師全体の質向上と必要性が高まっていくことを期待していきたいです。

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